校則議連2024年度総会・研修会開催報告
2024年10月24日(木)国立オリンピック記念青少年総合センターにて、2024年度の総会・研修会・懇親会を開催しました。今回は、学習院女子大学の髙𣘺望准教授を講師にお迎えし、ニュージーランドの教育委員会制度廃止事例を通して「教育委員会の意義」について深く学ぶ機会となりました。
▶研修会【ニュージーランドの事例に学ぶ教育委員会の意義】
髙𣘺准教授の講演では、ニュージーランドが教育委員会を廃止し、教育省の再編や学校ごとの教育理事会設置を行った事例を紹介いただきました。その結果、教育の主体が地域や保護者へ大きく移行し、学校運営の自由度が高まる一方で、新たな課題も浮上しました。ニュージーランドでは、二大政政党よる政権が頻繁に交代することにより、教育制度の安定性に影響を及ぼしている点は、日本と異なる環境の中で考えさせられるものでした。
参加者からは、「教育委員会の本来の役割を再認識するきっかけになった」「ニュージーランドの事例を通じて、教育の在り方を抜本的に見直す視点を得た」という声が聞かれました。
▶総会・意見交換会
後半は、議連設立3年目となる総会と、参加者同士の意見交換会を実施しました。
意見交換会では参加者それぞれが活動してきた上で感じた課題感を共有したり、今後の議連の活動方法について、これまでの学びを活かして議連として国等へ具体的に提言活動を行うのはどうかといった提案など議論は大いに盛り上がりました。
今回も現地・オンライン共にご参加くださった皆さんありがとうございました。
校則議連は、設立3年目を迎えた地方議員による超党派の学びと意見交換の場です。地域や党派を超えて、教育や児童生徒指導に関する多様な視点を共有し合いながら、より良い教育環境づくりを目指しています。
オンラインでの研修会や、新規メンバー募集も随時行っておりますので、興味のある地方議員の方はぜひご参加ください!
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